2013/10/25

スコッツボロボーイズ / Scottsboro Boys

昨日観てきました。アメリカではトニー賞12部門ノミネートされたという、黒人ミュージカルです。登場人物のうち白人は1名。ほかはみなさん黒人で、白人の役も黒人の人が演じるという、ちょっと変わった演出で、しかも基になっているお話しは大変暗く悲しいストーリーなのですが、それをコミカルに笑いながら楽しませてくれるというもの。うーん、実際見るまでどんなものかわからなかったけど、行ってみて「ほほう」。それにしてもアメリカにおける人種差別は、ヨーロッパの比ではない、としみじみ感じてしまいました。 ストーリー展開は『時代は1930年代のアラバマ州。 9人の10代の若い黒人男性達は汽車に乗って新境地へ仕事探しに旅立とうとしていた。しかし彼らは車内で白人女性2人をレイプしたという証言のもとにその場で不当にも逮捕されてしまう。 初審では有罪判決を受け、死刑執行直前に、初審での弁護士がちゃんとした仕事をしていなかったということが判明。再審となり、北部ヨークからやってきた弁護士の助けの下、レイプが実は架空であったことまで暴かれるにもかかわらず、彼らは黒人種差別という高いハードルをなかなか超えることができないまま裁判が何度も繰り返され、そのたびに有罪宣告。 この9人の少年たちの不名誉な審議事件は、その後の人権問題・人種差別解放運動の波に大きな影響を及ぼすこととなる…。』 もし見に行く方がいるとマズイので、最後どうなるかまでは言わないでおきましょう。 ボーイズたちは歌もうまく、ダンスもそこそこ。前から3列目だったせいもありもう演じている人たちの汗まで見えちゃうくらい近かったけど、はっきりって笑えます。あんなに悲しくて切ないのに、こんなに笑っていいのかな、って思えるくらい。 もし何もすることがないとか、おもしろいミュージカルを見てないとか、ウォータールーから電車に乗るまで時間があるとか、そういう方、ぜひ足を運んでみてください。10月29日がオープニングです(私はプレビュー)。 初めの3週間はすべてチケット売り切れってポスターに書いてあったけど…。本当かな? まぁ確かに昨日は満員でした。

Went to see a new musical "Scottsboro Boys" which was nominted for 12 Tony Awards. I bought the tickets in May. The story itself is based on the true story. 1931. Nine black teenagers board a train in Scottsboro, Alabama, in search of a new life. By the end of their journey, their lives – and those of every American – would be changed forever. Accused of an unspeakable crime, their trial would divide a nation. But behind the screaming headlines was the devastating story of nine young men, desperate to prove to the world that they mattered. Very heart-braking and sad story turns incredibly funny and laughter on the stage. I won't tell you everything just in case you decided to go to see this play! The poster says "First 3 Weeks Sold Out", so you may have to wait for a month or so!! Strongly recommended. Opening date is 28th October (yesterday's show was a preview). http://www.scottsboromusicallondon.com/index.php

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